Robert Doisneau ロベール・ドアノー
暖かい日射しが春のような朝。
いつもなら、自転車に乗って海へ向かうのだが、
今日は午前中に美容院でカットを済まし、
午後からは、女友達とロベール・ドアノー写真展が開催されている京都へ向かう。
パリで撮られた写真、約270点が展示されていた。
ロバート・キャパのようにジャーナリスティックな写真でもなく、
アンリ・カルティエ=ブレッソンのようにストイックで
計算し尽くされたような写真でもないが、
ロベール・ドアノーが捉える街や人々の表情…
適度なユルさが魅力的に感じた。
写真と街と人が好きでたまらないんだろうなという事が、
作品からじんわりと伝わってくる。
ここ最近、疲れ気味だったせいだか、
カバンにはいつもカメラを入れていたが、
写真を撮ろうという気が起こらなかった。
生き生きとした彼の作品から力を貰えたような気がする。
見終えた後、すぐに写真を撮りたくなった。
会場から出て一週間ぶりにシャッターを押した。
by vento-e-luz
| 2009-02-14 16:58
| 写真